バーニーズマウンテンドッグはスイスの山岳犬
バーニーズマウンテンドッグはスイスのベルンという小さな地域で飼われていた牧畜犬です。
馬車ならぬ犬車で荷物を運んでいました。
その頃の習性が今でも脈々と続いており、バーニーズマウンテンドッグは引っ張ることが大好き。
中にはストレス発散のためにソリを引かせる飼い主さんもいるとか。
力はとても強く、散歩中に猫でも目の前を走ろうものなら体重の軽い人なら一緒に引きずられます。
引っ張り遊びは覚えさせても構いませんが、散歩では必ず横に付いて歩けるようにしつけましょう。
コツがよくわからない人は早々にドッグトレーナーさんに相談しましょうね。
ドッグトレーナーさんも得手不得手があるので、このスクール向かないなと思ったらチェンジで。
正しい犬のなで方
子犬に慣れていない人あるある。
犬をどう触っていいのかわからない。わかります。
正しい犬のなで方というのはありません。
「望ましい」なで方はあります。
基本的に犬は慣れてくると、顔や首や背中をモミモミナデナデするだけでしっぽぶんぶん喜ぶ生き物です。
信頼関係がないとさすがに嫌がりますが、基本的にぐしゃぐしゃしてあげるととっても喜んでくれます。
望ましいなで方は毛並みに沿ってなでてあげることです。
頭から耳から背中にかけて、すいすいと髪をすくようになでてあげると犬はホニャーっとしてきます。
こういったなで方をすると、犬は「落ち着いた性格」になりやすいと言われています。
また、逆に逆撫でをすると、ワチャワチャした性格になりやすいと言われています。
大きくなって性格が出てくると、逆撫では元気を与えますが、小さいうちは毛並みに沿ってなでてあげましょう。
これがすべての犬に当てはまるかはまた違うのですが、少なくともそういう傾向はあります。
我が家の花ちゃんは元気のない子だったので、あえて逆撫でしていました。
もちろん、毛並みに沿って撫でることもしていましたが。
ブラッシングも同じです。毛並みに沿ってブラッシングしてあげてください。
参考までに。
上から覆いかぶさらないで
小型犬あるあるですが、可愛いからと言って上から覆いかぶさらないこと。
上から覆いかぶさられるというのは犬にとって不快な行為なのです。
マウント行為と同じですね。
犬は恐怖を感じてしまいます。
それと、犬はよく舐めている人の上に乗りたがるといいますが、あれはデマです。
「信頼できる人の上に乗る」が正しいです。
順列もつけることもありません。信頼がすべてです。
耳や口の中を触る練習
耳の穴や口の中は小さいうちから積極的に触りましょう。
いきなりはいけません。少しずつ 少しずつです。
触らせてくれたら褒めましょう。えら~いえら~い。
耳の中を触らせ慣れていないと、耳掃除のときに困ります。
口の中を触らせ慣れていないと、歯磨きのときに困ります。
耳掃除は病院でもやってもらうことが多いので、慣らせましょうね。
我が家はこれを怠り、どえらい目に逢いました。
具体的には病院内で大アバレされました。
今でこそ、耳を触らせてくれますが、小さいうちから慣らせておけばよかったと後悔しています。
歯磨きに関しては少しずつ 少しずつ歯ブラシ遊びみたいな感じに一日2秒からはじめましょう。
いきなり歯ブラシをぶち込んではいけません。
成犬となった今では1分ほど磨いていますが、最初は歯磨きペーストを使って慣らしました。
歯磨きペーストはビルバックのチキンペーストを使っていました。
歯ブラシだけでなく、簡単なガーゼも使いました。
いずれにせよ、歯磨きは人間と同じで歯周病予防になるので、早めに慣らしておきましょう。
それでは良いドッグライフを!