６年目の花子さん
我が家のアイドル犬たる花ちゃんが６歳を迎えました。
職場でそのことを話すと、
「なーんや。まだ子犬やんけ」
というドッグリテラシー違反が発生しました。
これは如何ともし難い。
何故ならばバーニーズマウンテンドッグは１０年以上生きる個体は少ないと言われているからである。
もし、花ちゃんの寿命が１０年だとすれば、後一緒に入れる時間は４年ということになる。
花ちゃんとの生活は一瞬
あっという間に時は過ぎ去り、花ちゃんは６歳になってしまった。
我が家に来たときの子犬時代を振り返ればホタルの発光より短い感覚だ。
東京駅から大阪駅までの電車、一緒に乗っていたような感覚。それに近い。
あっという間だ。
花ちゃんは２ヶ月のときに我が家に来たが、その頃の姿はまさに毛玉であった。
てぇてぇ。
これ以上ない言葉だ。
バーニーズマウンテンドッグのスイスでのことわざがある。
バーニーズマウンテンドッグは３歳で若犬、６歳で良犬、９歳から先は神様からの贈り物。
この通りだとすれば３年で神様からの贈り物になってしまう。
恐ろしい。大事なればこそ、一日の生活を大事にしたいと思う。
バーニーズマウンテンドッグを飼うということはこういうことなのだと思い知る。
図太いように見えて繊細なこの犬がどこまでどうやってこの先生きていくのか。
楽しみ半分、嬉しみ半分である。不安若干。
姉妹犬は既に亡くなっている
花ちゃんの同胎犬が居たのだが、この子は４歳で亡くなっている。
飼い主さんとは少しつながっていたが、消えてしまった縁だ。
聞けば人間の食べ物を与えていたという。ちょっと看過できん。
それを思えば遥かに長生きな花ちゃんである。
飼い方が良いのか、運がいいのか。
飼い方が良いと信じたい。
せめて、最期は幸せに生きてほしい。
たくさん花ちゃんと遊ぼう。
先住犬は１８歳で亡くなった
ダックスフンドであったが、長生きしてくれた。
２回大病し、１６歳から見事に痴呆症になった。
それでも、今考えると介護は楽しい愛しさがあった。
辛いこともあったのだろうけど、良い思い出しかない。
最近は介護グッズも良いのが出ているようで、そこら辺りの不安は少ない。
前回よりも知識もある。
それでも別れは辛いだろうが、飼い主として尽くしてやるだけである。
上のような胴着もあるようだ。悲しいことばかりでもなさそうだ。
先住犬のころはビニールプールにシートやマットを敷いて徘徊を防いでいた。
当時ならではの知恵である。
花ちゃん。神様からの贈り物よりも向こうへ行こうね。
