近年増えるイノシシ被害
飼い主の住んでいる地域にはイノシシが出ます。
朝方や夕方には畑の周りをうろうろしたり、神社の参道でミミズ掘りに勤しんでいるようだ。
遭遇したり危険の覚えは今のところないが、いつ出会うかもわからない。
本記事は犬との散歩中にイノシシと遭遇したときの対処法について書き起こす。
基本的な逃げ方
イノシシは直進ばかりしてくると思われがちだが割りとカーブもするらしい。
犬を連れていると犬に攻撃してくるのがイノシシだ。
小型犬のばあい、刺激せずに目を合わさず犬を抱いてそっと逃げよう。
クマと違って目を合わせてはいけない。喧嘩を売られていると勘違いするからだ。
大型犬の場合、小型犬でも有用だがリードを離そう。
大型犬は抱いて逃げれないのでリードを離して退避。
リードをしたまま逃げると犬にイノシシが噛み付いてくることがある。
それで亡くなったのでは元も子もない。緊急回避としてリードを離そう。
イノシシは木に登れない…ということは
イノシシは高い場所には移動できない。
クマは平気で木に登ってくるがイノシシはそうじゃない。
人間は塀の上や高い場所に避難しよう。
近くに人家があれば門扉の中に入るのも手段である。
扉を越えてやってこれないので盾にするのだ。
この際、小型犬なら一緒に門扉に隠れさせてもらう。
大型犬なら先程も言ったがなるべくリードを手放す。
噛まれて亡くなってはあまりも悲しすぎる。
まず人間は高い場所か壁のようなところへ避難だ。
![](https://inushowgun.com/wp-content/uploads/2023/10/27836132_s-300x225.jpg)
イノシシは内ももの頸動脈を狙ってくる
イノシシは内ももの太い動脈を牙で狙ってくる。
意外かもしれないがイノシシは鉄くらいなら牙で切り裂けるほどの力がある。
こんなので襲われたらひとたまりもないのでうちももを手で覆う。
おしっこを我慢するようなポーズになるがこれで逃げよう。
万が一その状態で襲われたら体を横向きにすると良い。
すくなくとも太ももの外側だけは噛まれるので致命傷にはならない。
イノシシに噛まれたら
犬がイノシシに噛まれたら緊急病院へ連れて行く、血が出ているなら血が出てる箇所の根本をきつく縛ろう。
人間も同じである。根本を縛ろう。そして病院へ。
イノシシの口は雑菌だらけなので少しの傷でも噛まれた箇所の肉が腐ってくるので消毒後ただちに病院へ行くように。
ただし犬連れの場合そうそう開いている動物病院も少ないので最悪のケースを考えるかもしれない。
いざというときのために知識と緊急病院の場所は覚えておこう。
ちなみに我が家では「いつも通う動物病院」「定期検診で通う動物病院」「緊急病院の動物病院」と3つは覚えている。
兎にも角にも出血していたら根本を縛るのを覚えよう。
余談だが
余談だがジビエ肉としてのイノシシ肉は犬の健康に良いとされている。
イノシシ肉のドッグフードもあるくらいなので覚えておくといいだろう。
今回のまとめ。
- 小型犬は抱き抱える
- 大型犬はリードを離して避難させる
- イノシシは高い場所に行けないので人間は塀の上などに逃げる
- 家の門扉があれば避難させてもらう
- 絶対に目を合わせてはいけない
- 刺激せずにそっと逃げる
こんな感じでいざというときのために覚えておくといいだろう。
それでは良いドッグライフを。
ピッとブル太郎でした。